2021年5月25日
アラバマ州バーミンガムで去年10月に創業されたCopysmithは4月に$12 million調達。製品説明文やキーワードを入れると媒体別に最適なコピーを生成、媒体としてはAmazon、Facebook、Google、Instagramなどが対象です。さらにプレスリリース、ランディングページの文章、SEOメタタグやブログの文章やアウトラインも作ってくれます。驚くほど自然な文章ができる秘密はGPT-3を使っていること。GPT-3を開発するOpenAIはサンフランシスコでElon Musk、Peter Thiel、Sam Altman、Reid Hoffmanなどが総計$1 billionを出資して作られたNPOで、GoogleのDeepMindの競合として位置付けられています。
Copysmith.aiのサイトで誰でも無料でトライアルできますので興味のある方はぜひどうぞ。 https://copysmith.ai/
2021年6月1日 サンフランシスコで去年の8月に創業し、去年11月に$175M、今年5月に$175Mを調達したHeyady。2月10日に紹介したThrasioと同じビジネスモデルの会社です。世界でここ数年だけで$2.5B(2500億円超)の資金がFBAセラー・ロールアップ企業に集まっていますが、なぜ今このビジネスモデルが注目されているのかについて話しました。 FBAロールアップは、売り上げ$1Mの会社だとEBITAマルチプルが4~6倍なのに、売り上げ$50~$100Mになるとマルチプルが15~25倍になる、というアービトラージが背景にあります。
EquityBeeは2018年にPalo Altoで創業、この9月にシリーズBで$57Mを調達、2月にも$20M増資しており、これまでの総調達額が$85Mになったベンチャーです。 米国の未公開企業のストックオプションは、会社を辞めても一定期間内にオプションを行使して株を買って持ち続けることができます。ですが、それには平均的なケースで$140,000かかるとされており、なかなか覚悟が必要なわけです。一方で未公開ベンチャーに投資したいと思っている投資家はたくさんいるので、「ストックオプションを行使したい(元)社員」と「そのベンチャーの株に投資したい投資家」を結びつけるマーケットプレースを運用しているのがEquityBeeです。投資家は富豪のファミリーオフィスやファンド、富裕層の個人などで12,000人が登録済みとEquityBeeでは発表しています。
2021年2月25日フィジカル・バーチャル、両方のコーポレートカードを作って、細やかに予算管理し、経費処理を自動化できるDivvyを紹介しました。