EquityBeeは2018年にPalo Altoで創業、この9月にシリーズBで$57Mを調達、2月にも$20M増資しており、これまでの総調達額が$85Mになったベンチャーです。
米国の未公開企業のストックオプションは、会社を辞めても一定期間内にオプションを行使して株を買って持ち続けることができます。ですが、それには平均的なケースで$140,000かかるとされており、なかなか覚悟が必要なわけです。一方で未公開ベンチャーに投資したいと思っている投資家はたくさんいるので、「ストックオプションを行使したい(元)社員」と「そのベンチャーの株に投資したい投資家」を結びつけるマーケットプレースを運用しているのがEquityBeeです。投資家は富豪のファミリーオフィスやファンド、富裕層の個人などで12,000人が登録済みとEquityBeeでは発表しています。
2021年9月7日 MITのPhD学生がボストンで起業したCentaurLabsは放射線科の画像にラベル付するベンチャー。YCombinatorの2019年冬バッチにも参加しています。医療機関向けのサイトとは別にDiagnosUsという懸賞金付きの画像診断モバイルゲームがあり、そこで世界140ヵ国から数万人が「画像診断スキル」を競い合う中でスキルの高いラベル付人材を探し出す仕組みになっています。
2021年3月2日 P2Pで平均$200のお金を貸しあうマーケットプレースのSolo Fundsを紹介します。2016年ロサンジェルス創業、2月に$10 million調達しています。
Arcaeaは今年創業、シリーズAで$78M調達したボストンのベンチャーで、バイオテックでスキンケア製品の原材料を作ろうとしています。合成生物学で上場したGinkgo BioworksからスピンオフしたArcaeaですが、今回の増資ラウンドにはシャネルと香水のトップメーカーGivaudan(ジボダン)も参加。従来動物由来で作られてきたケラチンを作るプロジェクト等が稼働中です。