EquityBeeは2018年にPalo Altoで創業、この9月にシリーズBで$57Mを調達、2月にも$20M増資しており、これまでの総調達額が$85Mになったベンチャーです。
米国の未公開企業のストックオプションは、会社を辞めても一定期間内にオプションを行使して株を買って持ち続けることができます。ですが、それには平均的なケースで$140,000かかるとされており、なかなか覚悟が必要なわけです。一方で未公開ベンチャーに投資したいと思っている投資家はたくさんいるので、「ストックオプションを行使したい(元)社員」と「そのベンチャーの株に投資したい投資家」を結びつけるマーケットプレースを運用しているのがEquityBeeです。投資家は富豪のファミリーオフィスやファンド、富裕層の個人などで12,000人が登録済みとEquityBeeでは発表しています。
2021年6月29日 2019年創業のVisibleRiskは、この5月に$25Mを調達したニューヨークのベンチャーです。格付け機関のMoody's とイスラエルのビジネスアクセラレータ・VCのTeam8がジョイントベンチャーとして設立、「サイバーリスクの定量化」が事業です。
2021年3月16日 暗号通貨関連取引での米ドルが関連するプロセスをバックエンドで提供するSilvergate銀行を紹介します。他の銀行が暗号通貨取引所との取引を次々に取りやめた2013年に逆張りで暗号通貨取引ビジネスを開始、今では米ドル取扱い周りでは、メジャーな暗号通貨取引所が軒並みSIlvergateを利用する寡占状態になっています。Silvergateは2019年に株式公開、昨年の10月から今年の3月にかけて株価が10倍に。さらにそれを利用して1月、3月と2回新株発行で$550 million、約600億円を市場から調達もしています。
AndelaはNew Yorkで2014年創業、9月にビジョンファンドのリードで$200M調達し、これまでの総調達額は$381Mに、そして時価総額は$1.5Bでユニコーン入りも果たしました。 事業内容は発展途上国のエンジニア人材を先進国の企業に提供するというもので、創業当初はナイジェリア、ケニア、ルワンダ、ウガンダにオフィスを設けてそこで現地人材を給与を払って雇用するという形態でしたが、コロナ禍でオフィスは閉鎖し全員リモートに、今では80カ国で1500人のエンジニアを雇用するまでに成長しています。