Point Upは2018年サンフランシスコ創業のベンチャーで9月にシリーズBで$46.5M調達しました。クレジットカードのように色々な店舗で使えるが、口座内にある金額までしか使えない、というデビットカードを発行しています。特徴はクレジットカード並みの特典がつくことで、買い物をするとポイントが溜まり、Netflix等のサブスクは5倍、フードデリバリ等は3倍になります。また旅行キャンセル保険、レンタカー保険などもついてくる「クレカ風」が売りになっています。
ちなみにアメリカのポイント・マイルの年間流通総額は$60B、6兆円超という巨大マーケットになっています。
2021年3月24日 2020年の8月から異様なペースでビットコインを購入し続けているMicrostrategy。ビジネスインテリジェンス用ソフトウェアを販売する売上$500M、社員2000人の企業ですが、CEOは「キャッシュはゴミ。溶けかけの氷山。ビットコインはデジタルゴールド」と語っています。帳簿上資産は$1.5Bにもかかわらずビットコイン持分評価額は$5Bを超す含み益状態に。
2021年6月1日 サンフランシスコで去年の8月に創業し、去年11月に$175M、今年5月に$175Mを調達したHeyady。2月10日に紹介したThrasioと同じビジネスモデルの会社です。世界でここ数年だけで$2.5B(2500億円超)の資金がFBAセラー・ロールアップ企業に集まっていますが、なぜ今このビジネスモデルが注目されているのかについて話しました。 FBAロールアップは、売り上げ$1Mの会社だとEBITAマルチプルが4~6倍なのに、売り上げ$50~$100Mになるとマルチプルが15~25倍になる、というアービトラージが背景にあります。
Curatedは2017年サンフランシスコで創業し、11月に$75M調達して総調達額は$141.5Mになりました。事業内容はコラボらティブなオンラインショッピングサービスで、人間のエキスパートが趣味やニーズに応じた商品選択をサポートしてくれます。買い物カテゴリーはスポーツで、スノボ・スキー・サイクリング・ゴルフ・キャンピング・フィッシング・テニス・スポーツ用のアパレルとなっています。