Genesis Digital Assetsは2013年に創業したニューヨークの会社で、主に米国でビットコインのマイニングをしていて、9月に$431Mを調達しました。
アメリカのビットコインマイニングではすでにRiotとMarathonの2社が上場、加えてCore ScientificがSPAC合併で上場予定となっています。
今年になって中国が国内でのマイニングを禁止したせいで、2018年には74%もあった中国のシェアは急落しほぼゼロに、今年8月時点ではアメリカが35%で世界最大のビットコインマイニング国になりました。(2位は、中国のマイナーが多数移動していったカザフスタン、3位はロシア、以下カナダ、アイルランド、ドイツと続きます。)
Genesis Digital Assetsではなるべくクリーンな発電所の近くにマイニング施設を作っていく予定のようです。
2021年2月3日音声を文字起こし、文字を編集すると、それとあわせて音声・動画も編集される、というDescriptを紹介しました。
2021年7月6日 Set Labsはサンフランシスコで2017年創業、5月末にCoinbase Ventures等から$14M を調達しこれまでの調達総額は$16Mになりました。ERC20トークンを組み合わせた金融商品を発行・運用するためのプロトコルを開発、さらに同社が運営するサイトTokenSets.comで既にある「セット」に投資でしたり、新しい自分の「セット」を作ることができます。
Masterworksは2017年にニューヨークで創業したベンチャーで、この10月にシリーズAで$110Mを調達、企業価値も$1Bを超えていきなりユニコーンになりました。 事業内容はアートのフラクショナル・シェアを提供すること。$1Mを超し評価が安定しているアートが対象で、Masterworksが購入したアートを分割して投資家に販売、投資家はMasterworksのマーケットプレースでセカンダリの取引(P2P売買)ができ、やがてMasterworksがそのアートを売却した際には、利益の20%をMasterworksが取り、残りを投資家で分け合います。 不動産、コモディティなど、株・債券以外に投資することをオルタナティブ投資と言いますが、現在世界のオルタナティブ投資市場は$10T、約1100兆円を超すと言われており、その一部となるアート投資がMasterworksの事業領域となっています。