Biolinqは2012年に創業したSan Diegoのベンチャーで、この11月にシリーズBで$100M調達しました。同社では、コインサイズのバイオセンサーのパッチで、皮膚の表面に近い細胞の間にある間質液から血糖値を計測するとしています。針を刺さずに血糖値を測る非侵襲血糖値計は何十年もの間さまざまなトライがされてきましたが実現しない医療機器界のHoly Grail。果たしてBiolinqがついにその実現をすることになるのか今後に注目されます。
2021年5月4日 2017年創業でこの3月に$525M調達したElevateBioはボストン近郊のベンチャーで、細胞・遺伝子治療関連で複数の事業をインキュベートしています。現在、インフルエンザ、肝炎などの治療薬を開発するAlloVirとT細胞免疫治療薬を開発するHighPassBioを傘下に持ち、マサチューセッツジェネラルホスピタルと共同研究も行っています。バイオ系ではこうしたインキュベータモデルのベンチャーが複数多額の資金調達をしていますが、同様のモデルがうまくいかなかったIT系とどう違うのかを話しました。
2021年8月24日 地球温暖化による天災が世界で頻発する中、サプライチェーン障害、施設の浸水被害などが直接的にビジネスに影響するケースも増え始めています。そんな中で、天候によるリスクを分析・予測する「天候AIインテリジェンス」領域で複数のベンチャーが誕生していますが、ClimateAIはその一社。サンフランシスコで2017年に創業、7月に$12Mを調達しました。 天候AIインテリジェンスのベンチャーではこれ以外に最大手のOne Concern、Jupiter Intelligence、Climavision、Gro Intelligence、Cervestなどがあります
2021年7月27日 6月に$50M調達したTonkeanは2015年創業のサンフランシスコのベンチャーで、「コードを書かずに複数のアプリをまたがるプロセスを自動化するノーコード・オートメーションプラットフォーム」を提供しています。多数の企業が似たようなノーコードソリューションを提供していますがTonkeanはフロンドエンドで統合するRPAとバックエンドでAPIを使って統合するインテグレーションプラットフォームのどちらもできることをセールスポイントにしています。