2021年7月20日
Solanaは2017年創業、6月に$314Mを調達したブロックチェーン開発ベンチャーです。Qualcommでチップ開発をしていた人たちが無線通信のノウハウをブロックチェーンの生かして考案した新たなコンセンサス方式で、1秒あたり5万トランザクションというスループットを実現し、最近話題のブロックチェーンです。(ビットコインは7、イーサリアムでもその倍くらいしかありません。)
EquityBeeは2018年にPalo Altoで創業、この9月にシリーズBで$57Mを調達、2月にも$20M増資しており、これまでの総調達額が$85Mになったベンチャーです。 米国の未公開企業のストックオプションは、会社を辞めても一定期間内にオプションを行使して株を買って持ち続けることができます。ですが、それには平均的なケースで$140,000かかるとされており、なかなか覚悟が必要なわけです。一方で未公開ベンチャーに投資したいと思っている投資家はたくさんいるので、「ストックオプションを行使したい(元)社員」と「そのベンチャーの株に投資したい投資家」を結びつけるマーケットプレースを運用しているのがEquityBeeです。投資家は富豪のファミリーオフィスやファンド、富裕層の個人などで12,000人が登録済みとEquityBeeでは発表しています。
2021年7月27日 6月に$50M調達したTonkeanは2015年創業のサンフランシスコのベンチャーで、「コードを書かずに複数のアプリをまたがるプロセスを自動化するノーコード・オートメーションプラットフォーム」を提供しています。多数の企業が似たようなノーコードソリューションを提供していますがTonkeanはフロンドエンドで統合するRPAとバックエンドでAPIを使って統合するインテグレーションプラットフォームのどちらもできることをセールスポイントにしています。
2021年6月29日 2019年創業のVisibleRiskは、この5月に$25Mを調達したニューヨークのベンチャーです。格付け機関のMoody's とイスラエルのビジネスアクセラレータ・VCのTeam8がジョイントベンチャーとして設立、「サイバーリスクの定量化」が事業です。