2021年7月6日
Set Labsはサンフランシスコで2017年創業、5月末にCoinbase Ventures等から$14M を調達しこれまでの調達総額は$16Mになりました。ERC20トークンを組み合わせた金融商品を発行・運用するためのプロトコルを開発、さらに同社が運営するサイトTokenSets.comで既にある「セット」に投資でしたり、新しい自分の「セット」を作ることができます。
EquityBeeは2018年にPalo Altoで創業、この9月にシリーズBで$57Mを調達、2月にも$20M増資しており、これまでの総調達額が$85Mになったベンチャーです。 米国の未公開企業のストックオプションは、会社を辞めても一定期間内にオプションを行使して株を買って持ち続けることができます。ですが、それには平均的なケースで$140,000かかるとされており、なかなか覚悟が必要なわけです。一方で未公開ベンチャーに投資したいと思っている投資家はたくさんいるので、「ストックオプションを行使したい(元)社員」と「そのベンチャーの株に投資したい投資家」を結びつけるマーケットプレースを運用しているのがEquityBeeです。投資家は富豪のファミリーオフィスやファンド、富裕層の個人などで12,000人が登録済みとEquityBeeでは発表しています。
2021年2月3日音声を文字起こし、文字を編集すると、それとあわせて音声・動画も編集される、というDescriptを紹介しました。
Arcaeaは今年創業、シリーズAで$78M調達したボストンのベンチャーで、バイオテックでスキンケア製品の原材料を作ろうとしています。合成生物学で上場したGinkgo BioworksからスピンオフしたArcaeaですが、今回の増資ラウンドにはシャネルと香水のトップメーカーGivaudan(ジボダン)も参加。従来動物由来で作られてきたケラチンを作るプロジェクト等が稼働中です。