シカゴで2017年に創業されたCameoはこれまでに$165 millionを調達。年間売上も既に$100 million、100億円を超していると言われています。事業内容は、「芸能人やスポーツ選手にパーソナライズされたビデオを作ってもらえるサービス」で、250文字以内でリクエストを送って対象の芸能人がOKすると7日以内にそのビデオが送られます。リクエストできる「芸能人」としては、俳優、YouTuber、ミュージシャンから、犬・猫・レッサーパンダといった動物、サンタクロースまでいろいろです。
Curatedは2017年サンフランシスコで創業し、11月に$75M調達して総調達額は$141.5Mになりました。事業内容はコラボらティブなオンラインショッピングサービスで、人間のエキスパートが趣味やニーズに応じた商品選択をサポートしてくれます。買い物カテゴリーはスポーツで、スノボ・スキー・サイクリング・ゴルフ・キャンピング・フィッシング・テニス・スポーツ用のアパレルとなっています。
Magic Leapは2010年創業のフロリダにあるARヘッドマウントディスプレイ開発ベンチャーです。Theranos、Nikola、WeWorkと並んで「怪しい会社」と言われ、昨年には社員の半分の1000人をレイオフ、風前の灯火と思われましたが、今年9月に$500Mを調達し、来年1月のCESにも出展予定です。これまでに$3.5Bを調達したMagic Leapは、当初は消費者向けに開発していた製品をB2Bに方向転換、CEOも創業者からマイクロソフトで事業開発のEVPをしていた人に代わっていますが、果たして今後どうなるのか見ものです。
2021年7月27日 6月に$50M調達したTonkeanは2015年創業のサンフランシスコのベンチャーで、「コードを書かずに複数のアプリをまたがるプロセスを自動化するノーコード・オートメーションプラットフォーム」を提供しています。多数の企業が似たようなノーコードソリューションを提供していますがTonkeanはフロンドエンドで統合するRPAとバックエンドでAPIを使って統合するインテグレーションプラットフォームのどちらもできることをセールスポイントにしています。